台北亜洲国際郵展TAIPEI2023参加記録1(2023.9.3)

大阪切手会は2023年8月11日より15日まで、台北世界貿易センターで開催された、「第39回アジア国際切手展TAIPEI2023」に出店参加しました。

本催事は当初2020年秋に開催予定で、2019年のシンガポールでのアジア国際切手展時にブース申込&支払完了。ところが2020年初頭からコロナ禍が始まり、延期を重ねに重ね、ようやく開催できる運びとなりました。3年延期は長かったです。

国際切手展やアジア展は、世界中の優れた切手コレクションの競争の場ですが、主催者・関係者の意向により現場の運営や状況は毎回相当異なるのが実情です。現地郵政主催の場合、集客目標や郵政販売品・事業宣伝の都合もあり一般の方々にも広く宣伝される傾向。現地郵趣団体が主催の場合は、切手展ができればそれで良い、と考える向きもあり、半分郵趣家の集い、という雰囲気が漂う。それ以外でも、オペレーションの優劣が出たり、予算の多少で集客数が極端に変動するので、ブースホルダーから見ると、完全な「水物」です。

台湾の国際展・アジア国際展への参加は4回目。相性の良いイベントと感じていますが、ブース数は2016年の国際展と比べると約半分。プラスコロナ禍もあり、宣伝費用の削減?など憶測でいろいろ心配してしまう。ホームページも失礼ながらあまり訴求力なく、また、変則的な開催時間(週末は夜8時まで等)もあり、来客数の多少は正直蓋を開けるまで予測不可能、8月の高温多湿、台風の多い時期なのも懸念材料でした。

初日8月11日の開会セレモニー会場

11時からブース営業開始。今回は当方3ブース、東京神保町の有力切手商柚子堂1ブース、計4ブースで展開。当初横並び4ブースをリクエストしていたのですが、叶わず田型で。ブースレイアウトに悩みました。

初物狙いは東南アジアやインド圏からのお客様が多く驚く。通販だと商品が届かない等問題多く、直接買いたいとのこと。お買い上げ金額も高く、経済成長を感じる。平日にしては、上々の出だしでした。

終了後はオフィシャルホテル、福華大飯店で歓迎晩会。国や中華郵政・郵趣団体のお偉方も出席され、素敵なおもてなしを頂きました。

長くなるので、参加記録は数回に分けて掲載します。

なお、下記のブログ等で切手展記事・ルポがございます。当会のブース活動についてもご紹介いただき、この場を借りて御礼申し上げます。仕様上リンクを貼れないので、コピー&ペーストで閲覧をお願い致します。

〇自由時報電子版(台湾四大新聞の一つ)

https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/1598870

https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/4397561 

〇フォーカス台湾記事

https://japan.focustaiwan.tw/culture/202308110005

〇郵趣出版東京様記事(切手展会場の様子、各種活動内容等詳細に記録されています)

https://philatelist.jp/blog/?p=24569

〇フィラテリストマガジン第39号(有料配布冊子)

同切手展日本コミッショナー 池田健三郎様執筆

国際切手展参観記 TAIPEI2023 報告

(コミッショナーの立場から見た、切手展参加活動記)

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